IEA PVPSプログラムの一環として、タスク2は全世界の各種PVシステム(系統連系システム、独立システム、ハイブリッドシステム)について、運転データの収集と分析を行っている。タスク2の目標は、PV専門家やその他のターゲットグループに、PVシステム/サブシステムの運転性能、長期信頼性、規模に関する正確な情報を提供することである。タスク2のターゲットグループは、PVPSの他のタスク、PV専門家、研究機関、電力会社、メーカー、システム設計者、設置者、標準化機関、職業訓練校である。タスク2はこの目標を達成するため、取り組むべき活動を大きく3つ掲げている:
1. 国際的データベース
タスク2参加国、ならびにその他の調査が可能な国における系統連系/独立PVシステムの運転性能、信頼性、コストデータについて、国際的データベースを拡充、更新する。PVPSタスク2の性能データベースには全世界に存在する431基のPVシステムが含まれており、毎月のデータを集計した年間データセットが15537あり、それぞれについて月ごとのデータを調べることができる。データベースの更新には、PVシステムの長期的な性能および信頼性に関する技術情報を共有し、実際の業務および教育を目的としたツールが得られるという利点がある。IEA PVPSタスク2データベースは、利用目的の異なるPVシステムから得た運転データを統一的に分析および表示できるようにしている。2005年6月バージョンはここからダウンロード可能。 [Top]
タスク2参加者はPVシステムに関する知識および性能結果を分析、評価する。これは、性能データベースのために収集した情報の品質および比較可能性を保証し、高性能の製品、技術、設計方法を識別するためである。またそれによって最大変換効率の向上とPVの最適な一体化とを促進する。活動内容は次のとおりである。
建築物環境におけるPVの性能、受け入れ、技術の標準化について勧告を行う。
PVシステムの信頼性を基準として技術的な選択肢および戦略を比較する。
計画者およびユーザーのために教訓および傾向を識別する。
PVシステムの性能に対するエンドユーザーの意識を分析する。
太陽資源とシステム性能の両面について性能予測を向上させる。
PVシステムの性能分析、PVシステムの長期運用性能と信頼性、日射量データの入手可能性について4冊の報告書が発表済みであり、インターネットからダウンロード可能である。 [Top]
3. 長期的なPVシステム費用
タスク参加者はPVシステムのライフサイクルにおける経済的性能について、関係する重要要素を識別、評価する。そのためにPVシステムの重要コンポーネントすべてで経済性データを調査すると共に、PVシステムの保守に要する実際のライフサイクル費用についての情報を収集する。さらにインターネットを利用した調査を実施し、全世界の顧客から補足的な経済性データを入手し、結果を発表する。調査内容は次のとおりである。
PVシステムの重要コンポーネントの経済性データを収集、調査する。
各国の各種市場における様々な設備規模のターンキーシステムについて、実際のシステム費用データを比較する。
PVシステムの保守に要する実際のライフサイクル費用についてデータおよび情報を収集する。
PVシステムに対する投資および資本費用と、そのライフサイクルにおける発電電力および経済的出力との収支を求める。
性能寿命、故障間の平均時間、保守および部品交換の費用を予測する。
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最終更新は2005年10月